くしゃみ・鼻水・かゆみ・肌荒れ・・・「もしかしてアレルギー?」と思ったら
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アレルギー検査、目的に合わせて選べます!
- 生活しているとさまざまなアレルゲン(アレルギーの原因物質)に過剰反応する、いわゆるアレルギーを起こす方はたくさんいます。
- ダニアレルギーや花粉症を含むアレルギー性鼻炎や喘息だけでなく、主に食物アレルギーと言われるアトピー性皮膚炎などを発症する方が大勢います。
- 当院では2013年から8種類のアレルゲン検査(ダニ・スギ・カモガヤ・ブタクサ・ネコ・イヌ・ヨモギ・シラカバ)を地域に先駆けて導入し、診療に活かしてきました!
- 指先から細い針を刺して少量の血液を採るだけで検査でき、20分ほどで結果がわかることもあり特に小児患者に対しての検査として現在も好評をいただいております。
- この8種類以外のアレルゲン(特に食物など)も網羅的に調べてほしいといった要望もあったため、現在は採血でのアレルゲン検査も行っています!
- ただし保険適用の検査で調べられるのは13項目までと定められています(2025年7月現在)。
- それぞれの検査方法の特徴、アレルゲン検査項目数、料金の目安については下記の表をご覧ください。
検査名 |
検査項目数 |
検査方法 |
費用(目安) |
特徴 |
イムノキャップ® |
8項目(指定あり) |
指先穿刺 |
保険適用:約2640円+初診料等 |
迅速・簡便 鼻炎や喘息の原因検査に有用 |
特異的IgE検査 |
13項目(院内で指定) |
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希望に応じて項目変更も可 |
採血(静脈) |
保険適用:約4290円+初診料等 |
8項目以外の項目も検査したい場合に有用 |
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保険適応のため費用が抑えられる |
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View39® |
39項目(指定あり) |
採血(静脈) |
自費:20,000円(税込) |
吸入+食物アレルゲンを網羅的に検査可能 |
当院でのアレルギー性鼻炎の治療
- アレルギー性鼻炎は主に鼻水を減らす作用のある抗ヒスタミン薬、鼻詰まりを改善させる抗ロイコトリエン拮抗薬、同様に鼻詰まりを改善させる鼻噴霧用ステロイド薬の3種類を組み合わせて治療します。
- アレルギー性結膜炎を合併している方にはかゆみ止めの点眼薬を処方している他、点眼が難しい方にはまぶたにぬるクリームタイプのかゆみ止めも処方可能です。
- 季節に応じて症状が良くなったり悪くなったりする季節性アレルギー性鼻炎の方と1年を通してアレルギー症状のある通年性アレルギー性鼻炎の方がいるので、その都度鼻内所見や症状を確認して薬剤を調整することが大切です。
- 当院で行えるネブライザーを用いた吸入治療や、ご自宅で行える鼻うがいも効果的です。
- ただし、中にはここまで書いた治療をすべて行っていても症状がなかなか改善しない重症のアレルギー性鼻炎の方もいます。
- 重症のアレルギー性鼻炎で薬物治療が効きづらい方には鼻内手術や鼻内レーザー治療といった外科治療の適応を専門的に判断し、信頼できる高次医療機関にご紹介いたします。
- 鼻症状にお困りの方で、外科治療を考えている方、外科治療について知りたいという方も気軽に当院でご相談ください。

アレルギー性鼻炎の根本治療も可能です!
- 当院ではアレルギー検査でダニやスギ花粉が原因と判明した方に対し、**舌下免疫療法(SLIT)**を行っています。
- これは、アレルゲンに体を慣らす根本的な治療であり、対症療法と異なり、長期的にアレルギー反応を起こさない体質を目指す治療です。
- 効果が出るまでには数か月、安定した効果には3~5年ほどかかりますが他の花粉症薬と異なり、治療後も長期にわたってアレルギー反応が起こりにくい状態が続くという大きなメリットがあります。
- 長期の治療にはなりますが当院としても継続をサポートいたしますので、興味がある方は気軽にご相談ください。

